こんにちは!今回は僕自身二度目のレポートととなる「柿安ダイニング」のお弁当を紹介します。
前回の記事では新宿タカシマヤ店でしたが、今回は同じ新宿でも京王百貨店のお店です。
京王百貨店B1の一番奥にあたる広いスペースで揚げ物、サラダ系の惣菜からお弁当まで幅広いラインナップをそろえています。
奥には厨房があり、作った商品をすぐ並べている模様…つまり出来立てをすぐに購入できるお店ですね。
販売スタッフも平日の昼間から3人体制。お店もかなりにぎわっていました!
前回と重複する部分もありますが、改めて「柿安ダイニング」さんの紹介をさせていただきます。
惣菜の老舗『柿安ダイニング』の歴史
非常に魅力的な沿革が掲載されていたので、紹介させていただきます。
これを読めば、「柿安ダイニング」さんの魅力が改めてわかるかと。
おいしさへのこだわり
歴史
歴史
安心安全はもちろん、長年のこだわりを守りつつ、
新たなものへ挑戦する心。
柿安本店の140余年の歴史をご紹介します。
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「旬」を食べる
「旬」を食べる
表面的に旬は無くなったように感じていても多くの野菜は本来の持ち味を生かして、元気に育っているはず。
旬の時期の野菜は、生産量が増えて買うにもリーズナブルな価格。そして色濃くおいしく、栄養も豊富に含まれています。旬を知り野菜の栄養力を知ることは、毎日の食事でやはり大事なのです。 そんな旬野菜のお話をご紹介します。
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おいしさのこだわり
柿安が誇る最上級の肉質は、優れた血統種である但馬系統の牛の中でも、とくに優れた血統牛を素牛とすることで生まれます。
徹底した肥育法と、経験豊富な牛飼いのプロによって手塩にかけて飼育され、万全な衛生管理と温度管理のもとに商品化されています。こうして生まれる最上級の「松阪牛」や「柿安牛」は、食の悦びを至福の時にまで高めてくれます。
そしてもう一つ、柿安を語る上で欠かすことのできないものが「高品質な野菜」です。
素材の持ち味を追求する柿安は、生産者との共同開発をはじめ、除草剤や土壌消毒剤を使わずに育てた有機野菜など、厳選されたものだけを使用。これら上質な食材は、柿安が長年にわたり培った匠の技と出会うことで最高の味へと高められ、お客様にご提供しています。柿安ダイニングで扱うブランド
■松阪牛
和牛の最高峰ブランド「松阪牛」
■柿安牛
三重県に産地を限定した黒毛和牛
■プレミアムあぐ~
沖縄で育てた柿安オリジナルブランド豚
鹿児島黒豚プリンシャスポーク
■プリンシャスポーク
αリノレン酸を豊富に含む
柿安オリジナルの黒豚
■鹿児島XX
優秀な血統を受け継ぎ、こだわりの飼料で育てました
■天草大王
10年の歳月をかけて復元された幻の地鶏「天草大王」
■料亭しぐれ煮
素材を活かし、秘伝のタレで炊き上げる首都圏の店舗情報
足立区 北千住マルイダイニング
東京都足立区千住3-92 北千住マルイ店B1F
TEL:03-5284-3561 MAP
豊島区 西武池袋本店ダイニング
東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 B1F
TEL:03-5957-3385 MAP
豊島区 東武池袋本店ダイニング
東京都豊島区西池袋1-1-25 東武池袋本店 B2F
TEL:03-5957-2400 MAP
中央区 三越銀座ダイニング
東京都中央区銀座4-6-16 三越百貨店銀座店 B2F
TEL:03-5159-0171 MAP
中央区 日本橋三越本店ダイニング
東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店 B1F
TEL:03-3516-7735 MAP
千代田区 大丸東京ダイニング
東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店 B1F
TEL:03-5288-8791 MAP
大田区 グランデュオ蒲田ダイニング
東京都大田区西蒲田7-68-1 グランデュオ蒲田西館 B1F
TEL:03-5710-8606 MAP
渋谷区 髙島屋新宿ダイニング
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 髙島屋新宿店 B1F
TEL:03-5367-3751 MAP
新宿区 京王新宿ダイニング
東京都新宿区西新宿1-1-4 京王百貨店新宿店 B1F
TEL:03-5339-1777 MAP
新宿区 伊勢丹本店ダイニング
東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹本店 B1F
TEL:03-5367-8705 MAP
世田谷区 玉川髙島屋S・Cダイニング
東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川髙島屋S・C本館B 1F
TEL:03-5717-3571 MAP
国分寺市 丸井国分寺ダイニング
東京都国分寺市南町3-20-3 マルイファミリー国分寺店 B1F
TEL:042-359-7635 MAP
武蔵野市 東急吉祥寺ダイニング
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-3-1 東急百貨店吉祥寺店 B1F
TEL:0422-28-1370 MAP
多摩市 京王聖蹟桜ヶ丘ダイニング
東京都多摩市関戸1-10-1 京王百貨店聖蹟桜ヶ丘店 1F
TEL:042-311-0181引用元:株式会社柿安本店 HP: http://www.kakiyasuhonten.co.jp/taste/history.html
明治4年創業、日本の食文化を支えてきた老舗です。味や品質だけじゃなく、日本人の舌に根付く伝統的な「おいしさ」を追求しいます。
そんな老舗がプロデュース!文明開化の味『牛鍋弁当』って?!
さて、明治から続く老舗がその当時人気を博していた大衆高級料理「牛鍋」をお弁当でリメイクした商品が『牛鍋弁当』です。
ちなみに当時の食文化と牛鍋についてわかりやすい記事があったので一部引用させていただきました。
「文明開化」という言葉は福澤諭吉が『文明論之概略』明治8年(1875年)の中で、civilizationの訳語として使ったのが始まりである。この中では単純に西洋の文化・風俗を模倣したものから、或いはそれら文化や風俗を手本としながら日本の既存文化との融合を図ったもの、更には既存文化を西洋風にアレンジしたものなど多岐に渡り、過渡期的には熱病の如き流行となって様々な社会階層に受け入れられていった。
この時代を象徴する言葉として有名なものに「散切り頭を叩いてみれば、文明開化の音がする」という言葉[注釈 1]があり、散切物と呼ばれる歌舞伎芸能の新形態発生などといった現象がみられ、仮名垣魯文の『安愚楽鍋』にある「牛鍋食わぬは開化不進奴」(現代風に意訳すれば「牛鍋を食わないとは、とんでもない時代遅れな奴だ」)といった食文化の変化などが、大衆の生活にも取り入れられていった様子が伺える(後述)。
明治新政府が推進した殖産興業や富国強兵・脱亜入欧などの一連の政策の推進や西洋建築(→西洋館・擬洋風建築)、散髪、洋装、洋食などの奨励がみられる。ただこういった西洋化は都市部や一部の知識人に限られた西洋文明の摂取でもあったとも指摘されており、地方町村部では場所により昭和に入る頃まで明かりといえば菜種油で行灯を灯し、郵便や電信など西洋化の恩恵は中々届かず、また長らく江戸後期の伝統や風習が続くなど、生活の変化は遥かに緩やかなものであった。また、地方では新政府の方針に従い県庁主導で従来の生活文化や民俗風習の排除が行われ、文明開化政策の影響で縮小や途絶した民俗風習も多い。
なお急速な西洋化の一端には、西洋列強国が当時盛んに植民地経営で、莫大な富をアジア諸国から吸い上げていたことに対する危機感も見出される。この中では、上に挙げた富国強兵の一環で西洋軍事技術の導入も盛んに行われ、軍隊では兵隊の腕力や体力を強化する目的で、提供される食事(軍隊食)までもが西洋化された。ただ当時発足したばかりの日本軍は地方農村部などの次男・三男を集めた集団であり、米飯や日本食で育った彼らの中には、あまりに異質な西洋の料理に対して拒否感を示す者も見られた。このため海軍などでは米飯とカレーを組み合わせる・肉じゃがのように醤油味の折衷料理を開発するなど工夫を凝らした。カレーライスは後に横須賀海軍カレーとして、また肉じゃがのような料理も軍港周辺部へと広がっていき、時代を下って昭和時代にもなると、一般的な家庭の味として広く受け入れられている。引用元:wikipedia URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%98%8E%E9%96%8B%E5%8C%96
西洋から様々な文化が入ってきたことで、日本にそれまでなかった牛肉を食べる習慣が大衆化しだした時代だったようです。
そんな明治庶民の憧れの味、「牛鍋弁当」はこれだ!
いわゆるすき焼きを連想させる具材は厚切りのネギとお麩、そしてたっぷりの牛肉です!
さすが「柿安ダイニング」さん!牛肉しぐれ煮を彷彿させる伝家宝刀、タレのうまみが具材にしっかりしみこんで美味。
この味をもう少し味わっていたいなぁと思いつつ、あっという間に完食。
文明開化の味ってフレーズも素敵ですよね。
当時の日本の文化を考えながら歴史ある味わい、なんとも感慨深くいただきました。
まとめ:京王百貨店でお弁当探すなら「柿安ダイニング」
いかがでしたでしょうか?売り場面積の広さもあると思いますが、平日の昼間にあれだけのお客さんがいるのは本当に驚きでした。
京王百貨店の客層は他の百貨店に比べると若干年配の方が多い印象です。
おそらく百貨店のターゲットにマッチしたお店なんでしょうが、接客も「次にご案内いたします、少しお待ちくださいねー」なんて丁寧に声もかけていただき、気持ちよく買い物できました。
もちろん京王百貨店には他にも惣菜屋さんがたくさん!
割引セールもしているようなので、時間を変えていってみてもいいかも。
それではまた、次のレポートで!
店舗基本情報
店名 柿安ダイニング 京王新宿店 (Kakiyasu Dining)
ジャンル デリカテッセン、コロッケ・フライ、弁当
TEL・予約
03-5339-1777
※お問い合わせの際は「”食べログ”を見た」とお伝えいただければ幸いです。
住所
東京都新宿区西新宿1-1-4 京王百貨店新宿店 中地階柿安ダイニング 京王新宿店 – 地図
交通手段
新宿駅から105m
営業時間
月~土 10:00~20:30
日・祝 10:00~20:00
日曜営業