こんにちは。毎日蒸し暑いですが、周りに体調崩す人が増えてきています。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回のレポートは伊勢丹で開催されている大阪・兵庫特集その2と題しまして、「大阪、江戸三大和屋」さんの商品を紹介させていただきます。
テレビ番組でも紹介されたことがある老舗「大和煮」のお店です。創業明治4年という歴史あるお店が現在伊勢丹に出店中。
ちなみに「月曜からよふかし」という番組の「全国選りすぐり!最高に旨いご飯の友」で紹介されたそうです。
ちなみに大和煮をご存じない方にご説明いたしますが、しぐれ煮とも呼ばれ、砂糖と醤油を甘辛く煮て作る料理です。代表的な具材は牛肉やクジラ肉などの癖のあるお肉が合うそうです。
今回ご紹介する大阪、江戸三大和屋さんでは魚介系の煮込みもたくさんありました。そんな大和煮の老舗で購入したのはいなりずし!
もちろん中の具材が種類豊富な大和煮。いったいどんないなりずしなんでしょうか?
というわけで、さっそくレポートスタートです。
選べるいなり寿司は3~9種類!大阪、江戸三大和屋さんの大和煮いりいなりがコレ!
さて、今回は一気に見ていきましょう。私が今回購入したのは、関西弁のホンワカした雰囲気の店員さんが選んでくれた6種類!
・アサリ
・とろまぐろ
・昆布
・ちりめんさんしょう
・鶏そぼろ
・梅
の6種入りでした。
どのいなりも油揚げを甘辛くにており、しっかり味が決まっていました。
梅はさっぱりと食べれて、油揚げとマッチ。
あさりは大粒のが一個まるまる入っていて磯の香る絶品
ほかのいなりもそれぞれ個性的で、飽きの来ない構成になっていました。
おそらく、ひとりなら6個入りで満腹です。2~3人で食べるなら9個入りがいいかも!
私のつたない説明よりもこっちを読んでください!江戸三大和屋さんの商品紹介
ボキャブラリーと表現力のなさは自負しております。そこで江戸三大和屋さんの商品説明を引用させていただきます。
また、江戸三大和屋さんがどんなお店か一緒に見ていきましょう。
素材にこだわり、化学調味料などは一切使わず、
手造りで最高の美味しさを追求した大和煮の数々です。あさり大和煮
あさり大和煮
手間暇惜しまず、砂出しから炊き上げまで一子相伝の手法でふっくらとやわらかく貝の旨味を残して炊き上げました。
トロまぐろ大和煮
トロまぐろ大和煮
お刺身でもいただける生マグロを使用し、型崩れしているのはそのやわらかい証です。子供の頃の懐かしい味付けは、どなたにも向くように炊き上げました。
ちりめん山椒
ちりめん山椒
あっさりと炊き上げたちりめん山椒は、噛みしめるほどに魚の味が出てきます。化学調味料を一切使用せず、山椒の辛味をおさえた薄味は絶品です。
甘辛ちりめん
甘辛ちりめん
ちりめんの旨味と生姜の風味をピリリと効かせ、ご飯がすすむ、あとをひくおいしさです。
百日鶏そぼろ大和煮
百日鶏そぼろ大和煮
播州加美町、中国山脈の南面の高冷地で、水は清く、豊かな自然と太陽をいっぱいに浴び、100日間じっくり育てあげた栄養風味豊かな本物のかしわを使用しております。
椎茸大和煮
椎茸大和煮
大分県・日田地方は椎茸栽培に最も適した環境です。特選肉厚の「どんこ椎茸」を昔ながらの手法でコトコト炊き上げました。
生姜大和煮
生姜大和煮
生姜に含まれている辛味は、体温を高める効果があるといわれています。お茶漬け・もろ胡・寿司飯にもよく合います。江戸三・大和屋オリジナルの一品です。
かき大和煮
かき大和煮
広島近海で採れた大粒の牡蠣を時間をかけてコトコトと牡蠣本来の風味をしっかりといかして仕上げました。
ほたて大和煮
ほたて大和煮
北海道噴火湾で採れた大粒ほたてを丸ごとじっくりと手間ひま掛けてふっくらとやわらかく風味豊かに仕上げました。
山椒大和煮
山椒大和煮
香り高く、粒の揃った一級品内地ものの山椒を手積みし、風味良く炊き上げました。
くじら大和煮
くじら大和煮
ミンククジラの赤身を上品なしょうが風味に炊き上げました。昔の懐かしさを噛みしめてください。
塩昆布ふくみ
昆布大和煮
道南産天然真昆布を使用。保存料、化学調味料などを使わず昆布本来の旨味が口の中に広がる上質の塩昆布に仕上げました。
塩昆布山椒ふくみ
山椒昆布大和煮
国内の地場で摘み取った実山椒を風味よく炊き上げました。昆布と山椒の味を楽しんでください。
塩昆布椎茸ふくみ
椎茸昆布大和煮
大分県・日田市、日本一の「どんこ椎茸」を甘辛く煮ふくめています。
うなぎ茶漬
うなぎ大和煮
国内産の白焼きにしたうなぎをじっくり炊き上げました。そのままご飯でもお茶漬けでもお召し上がり頂けます。黒豆みつ煮
丹波産の大粒の大豆を柔らかく蜜煮にし、さっぱりとした甘味に仕上げました。田作り
季節限定(12月~1月)
山口県産のかたくちいわしを鉄鍋でじっくりと煎り、特製のタレでからめました。子持鮎大和煮
季節限定(11月~12月)
国内産の極上の子持ち鮎を、じっくり5日間炊き上げました。骨も柔らかく、子の中まで味を染み込ませた、格別の逸品です。とこぶし大和煮
厳選されたとこぶしを素材の歯応えを残し、甘辛く炊き上げました。
桜えび大和煮
桜えび大和煮
季節限定
新鮮で香り豊かな桜海老を釜揚げしこだわりの手法にて炊き上げました。桜海老の風味はご飯がすすむ美味しさです。
江戸三大和屋について
「大和煮」は、明治初年に新しく生み出された調理法で、猪肉や海産物などを醤油・砂糖・生姜・山椒などで甘辛く煮たものをいい、佃煮や釘煮、時雨煮も同種の味付けてす。
「大和煮」の名については、明治10年代(1877年~)に、関東の缶詰業者が鶏肉の甘露煮を「大和煮」と名付けて売り出したのが始まりとする説が流布していますが、私どもの口伝では、それよりも早く明治4年(1871年)。江戸堀に創業した大和屋清七が、鰊や小魚などの甘露煮を製造し、その屋号にちなんで命名したと聞いております。
大正4年(1915年)、東京の明治屋が、それまでの鶏肉に替えて牛肉の大和煮を販売すると大人気を博し、志賀直哉の『暗夜行路』に「大和煮」が記されるように、大正・昭和初期に広く社会に認知されていたようです。
鶏肉・牛肉・鯨肉のほか、その後「大和煮」の素材は広がり、現在では、あさり・赤貝・トロまぐろ・椎茸・ちりめん・牡蠣・帆立などの「大和煮」も製造されています。
江戸の佃煮と比べ、浪花の大和煮は、関西人好みのおだやかで口当たりが良く、こくのある「まったり」した味わいの食べ物になっています。
引用元:江戸三大和屋HP http://www.edosan-yamatoya.jp/rinen/index.html
まとめ:新宿伊勢丹で催事要チェック!今後も注目です!
いかがでしたでしょうか?江戸の佃煮とちがった大和煮。定期的都内で出店しているようですが、次はいつになるか…?しかしあの美味しさならファンが付くのも納得です。
今回伊勢丹の大阪・兵庫特集で回れたのは2店だけでしたが、次回はもっと多くのお店を回りたいです。
ちなみに、「九州がもっと好きになる~夏の九州特集~」が7月5日~11日の6日間開催予定です。お近くにお寄りの際はぜひ足を運んでみてください。
それでは、また次の記事で!
新宿伊勢丹店の店舗情報はこちら
江戸三大和屋
ジャンル: いなりずし、大和煮
住所 :東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 B1F
交通手段 :
・東京メトロ丸ノ内線・副都心線・都営新宿線「新宿三丁目」駅B5北側出口徒歩2分
・東京メトロ丸ノ内線「新宿」駅A6出口徒歩5分
・JR各線「新宿」駅マイシティ地上3番出口徒歩6分
・新宿三丁目駅から64m
営業時間 :10:00~22:00