4、ボジョレーヌーボーの歴代のキャッチコピーを紹介!
さて、ボジョレーヌーボーで毎年注目されるのはそのキャッチコピー!
「○○年に一度の出来!」などですが、解禁前には誰も飲めないはずなのに、どうして味わいまで表現できるのでしょうか?
そんな気になるボジョレーヌーボーのキャッチコピー10年間を振り返ってみましょう!
販売業者らの評価
2005年「タフな03年とはまた違い、本来の軽さを備え、これぞ『ザ・ヌーボー』」
2006年「今も語り継がれる76年や05年に近い出来」
2007年「柔らかく果実味豊かで上質な味わい」
2008年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
2009年「過去最高と言われた05年に匹敵する50年に一度の出来」
2010年「2009年と同等の出来」
2011年「100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え」
2012年「偉大な繊細さと複雑な香りを持ち合わせ、心地よく、よく熟すことができて健全」
2013年「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」
2014年「太陽に恵まれ、グラスに注ぐとラズベリーのような香りがあふれる、果実味豊かな味わい」
2015年「過去にグレートヴィンテージと言われた2009年を思い起こさせます」
ボージョレワイン委員会の品質予想
2005年「59年や64年、76年のように偉大な年の一つ」
2006年「とてもうまくいった年」
2007年「果実味が豊かでエレガント」
2008年「フルーツ、フルーツ、フルーツ」
2009年「数量は少なく、完璧な品質。桁外れに素晴らしい年」
2010年「果実味豊かで、滑らかでバランスの取れた」
2011年「3年連続で、偉大な品質となった」
2012年「心地よく、偉大な繊細さと複雑味のある香りを持ち合わせた」
2013年「繊細でしっかりとした骨格。美しく複雑なアロマ」
2014年「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」
2015年「記憶に残る素晴らしい出来栄え」
2016年「エレガントで、魅惑的なワイン」
引用元:Wikipedia ボジョレーワイン
…少し誇張しすぎてるかなと思いましたが、並べてみると面白いですね。
さて「解禁前には誰も飲めないはずなのに、どうして味わいまで表現できるのか」わかりましたか?
これはその年のブドウの出来がワインの出来を左右しているからです。
どういうことかといいますと、ワイン用のブドウは雨量、日照時間、昼夜の寒暖差などによって大きく味わいが変わります。
もちろんワインの製法によっても味が変わります。
各生産者は気象データと実際にブドウを食べてみるなどの様々な要素から、ある程度ワインの出来をイメージできるといいます。
プロの生産者だからこそできる、味わい表現だったんですね。
5、ボジョレーヌーボーと合わせて食べたい食材は?
ボジョレーヌーボーの特徴は先にも述べましたが「フレッシュ感がいきいきしている。フルーティーでライトな味わいの赤ワイン」
これは赤ワインというより白ワインを彷彿とさせる表現です。
脂身の多い牛肉のステーキ、どっしりした赤ワイン煮込み、野臭の強いジビエなどは不向きだと思いますが、基本的に魚系や鶏肉など相性がいいです。
特におすすめしたいのが豚肉!ガメイという品種的にいっても相性抜群なのが豚肉です。
料理でいうと、生ハムやパテ、リエットなどのシャルキュトリー。
じゃがいものグラタン(ドゥフィノア)、タルトオニオン、チーズを使ったキッシュ、豚や鶏肉のコンフィやソテー、ローストポークなんかもおすすめです。
また近年ではお刺身などの和食との相性もいいと言われています。
寒い時期なので、豚で出汁をとったさっぱり系の鍋なんかもいいですね!
チーズなどはあまり癖のない、ミモレットやコンテなどのハード、セミハード系。
ウォッシュチーズや白カビはものによっては不向きです。
ブルーチーズは個人的に好きな組み合わせなので、ロックフォールなどおすすめしてます。
(あくまで個人的意見です)
そして長らくお待たせしてしまいましたが、上記を踏まえてエバデリがおすすめする、ボジョレーヌーボーとあう惣菜ランキング行ってみましょう!