【新高島屋タイムズスクエア「トレトゥール・シェ松尾」の『牛すじカレーとハンバーグBENTO』やっぱりフレンチの巨匠が手掛ける弁当はうまかった!

今回は新宿高島屋のB1に食料品(グルメフロア)。「トレトゥール・シェ松尾 新宿髙島屋店」にお邪魔してきました。

新宿高島屋のお惣菜フロアは、伊勢丹に比べると比較的空いているため商品をじっくり選びやすい。フロアの天井は高く解放感があり、JRユーザーはアクセスしやすいのも魅力的。
そんなわけで個人的によく利用させていただくお店です。

新宿高島屋の食料品フロアをうろうろしていると、一角に洋惣菜が並ぶブロックがありました。
そこに「パテ・ド・カンパーニュ」や「仔牛の赤ワイン煮込み」などのやたら凝った料理が並んでいたのでつい足をとめてしまいました。
お値段もそこそこ良いのですが、並ぶ惣菜はレストランのコース料理などで見かけるものばかり。
さて、ここは一体どんな惣菜店なんでしょうか??

気になる「シェ松尾」ってどんなお店??

フランス料理のお店なのは商品や雰囲気でつかめましたが、詳しく調べてみることに…

沿革

1980年(昭和55年)、シェフの松尾幸造が渋谷・松濤に開店した同名の高級フレンチレストランが始まり。1984年(昭和59年)10月に法人化され、青山、天王洲にも出店した。
各界の著名人による利用でも知られ、2007年(平成19年)3月期には年商約19億5000万円をあげていた。松尾の著作によれば、松濤レストランには皇族による利用もあり、三笠宮崇仁親王、1986年9月に浩宮徳仁親王(当時)が友人らとともに[1]、1993年6月に皇太子徳仁親王と婚約中の小和田雅子が家族とともに訪れており、徳仁親王の来訪を記念して個室は「インペリアル・ルーム」と名付けられている[2]。
また2005年(平成17年)には関連会社として株式会社シェ松尾エンタープライズを設立、2007年(平成19年)に同社がシェ松尾の洋菓子店・製菓部門の営業譲渡を受けた[3]。
しかし、景気低迷を受けて売上減少に歯止めがかからず、2009年(平成21年)3月期の年商は約13億3000万円まで落ち込んだ。資金繰りの目処が立たず事業継続が困難となったことから、2010年(平成22年)9月15日にシェ松尾エンタープライズ共々事業支援会社に事業を譲渡した。
引用元:Wikipedia

現在は「シェ松尾・松濤レストラン」「青山サロン」「渋谷東急本店」「成城コルティ店」「名古屋松坂屋」「千葉そごう」などでカフェやレストランを展開している模様です。
ちなみにディナーコース「Menu Saveur(ムニュ・サヴール)」は¥21,600(税込)で楽しめるフレンチフルコース!(行ってみたい!)

「Menu Saveur(ムニュ・サヴール)」

そんな「シェ松尾」さんの料理が味わえるお惣菜店が身近にあるのはうれしい限り!早速お弁当探しスタートです!

期待通りのトロトロ牛すじがたまらない!『牛すじカレーとハンバーグBENTO』


フレンチのメイン料理といえば、牛や羊の赤ワイン煮込みがド定番。フレンチシェフの作るカレーに惹かれて、今回は『牛すじカレーとハンバーグBENTO』(1,080円税込み)に挑戦。ハンバーグ付きでボリューム感たっぷり!

今回は単なるレポートではなく、美味しく食べる手順も紹介していきます。

【その1】カレーが入っている袋を湯煎して温める!

面倒だとか言わないでください!

やはり、調理には手順が必要です。せっかくなので最高に美味しい状態を目指しましょう。
まず、容器に入っているカレーの袋を温めましょう。
レンジでも可能ですが、できれば湯煎で袋ごと10分がおすすめです。
レンジの場合は、容器に開けてから温めないと袋が破裂しますね。

【その2】ハンバーグとごはんを温める!

これは電子レンジでOKですが、付け合わせのオリーブは外してあげましょう。

【その3】すべて準備完了!早速いただきます!

まずはごろっと存在感のある牛すじから。
お弁当でこれだけの大きさの牛すじが入っていれば文句なし。長時間煮込んだお肉が口のなかでホロホロに溶けていきます。
これは本当に美味しかった、しかも3カットあったので十分満足。しかし特筆すべきはカレーにありました。

「カレー感が強くない」んです!いわゆる日本人が想像するトロっとしたカレーではなく、さらさらのカレーでスパイスの風味が程よく溶け込んだカレーです。
カレー感を主張しすぎないことで、お肉のうまみが映えるわけですね。あくまで主役は牛筋、食材の良さを引き出す、フレンチならではのカレーに大満足!

おっと、ハンバーグを忘れていました。
合挽肉のハンバーグは甘めデミグラスソースとの相性抜群。ちゃんとフォンから作ったソースなんでしょう…このソースとハンバーグをパプリカ風味のガーリックライスといただくわけですね。

うーん、今回もプロの仕事に出会えた気がします。
あっという間に食べ終わってしまいました。僕にとってはかなりボリュームがありました。

まとめ:高級フレンチ「シェ松尾」の料理が手軽に堪能できる『牛すじカレーとハンバーグBENTO』

今回、遅めのランチでいただきましたがかなり満足度の高い一品でした。
この他にもムール貝たっぷりのパエリアや仔羊、パテなどフレンチを代表する惣菜がたくさん並んでいました。

価格もほかの惣菜店と比べて高過ぎることはなく、新宿高島屋の一角でフレンチ惣菜を楽しめるお店です。
ぜひ、次は他の商品を食べてみたいと思います!
次回のレポートにもご期待ください!では、ごちそうさまでした!

「トレトゥール・シェ松尾」店舗情報

店名 :トレトゥール・シェ松尾 新宿髙島屋店
ジャンル :イタリアン、フレンチ
TEL・予約 :03-5361-1063
※お問い合わせの際は「”食べログ”を見た」とお伝えいただければ幸いです。
住所 :東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 新宿タカシマヤ 1F
交通手段 :新宿駅から358m
営業時間 :[月・火・水・木・金・日] 10:00~20:00
[土] 10:00~20:30
日曜営業
定休日 :不定休