こんにちは!ついに今週末はクリスマス!
そんなわけで、今回の新宿支部は毎度おなじみのDEAN & DELUCA(ディーンアンドデルーカ)からご紹介いたします。
いつもは惣菜系を中心にお届けしておりますが、今回は甘めの商品です。
この時期たべたくなる林檎をつかったタルトタタンはご存知でしょうか?
今回はそんなタタン仕立ての林檎のフィリングが入ったロールパンをご紹介いたします!
その前にタルトタタンってどんなタルトなの?
ご存知の方も多いと思いますが、逆さに焼いた林檎のパイがタルトタタンです。
タタンの由来はいくつかあるので紹介しておきますね。
昔、働いていたフレンチでは1日1台限定販売していましたが、毎日焼き上がりと同時に完売していました。
そんなファンを魅了するタルトタタンの詳しい解説は下記よりどうぞ。
タルト・タタンの誕生
言い伝えによると、タルト・タタンが最初に作られたのは、19世紀後半のラモット=ボーヴロン(フランス語版、英語版、ハンガリー語版、オランダ語版)(現在のロワール=エ=シェール県にある町)にあるホテル『タタン』においてであった。ホテルを経営していたのは、ステファニーとカロリーヌのタタン姉妹であった。有力な説によると、タルト・タタンを作ったのは、調理のほとんどを担当していたステファニーで、彼女はある日余分な仕事をした。彼女は、伝統的なアップルパイを作り始めたが、リンゴをバターと砂糖で炒めていたところ、長く炒めすぎてしまった。焦げるような匂いがしてきたので、ステファニーは失敗を何とか取り返そうと、リンゴの入ったフライパンの上にタルト生地をのせ、そのままフライパンごとオーブンへ入れた。焼けた頃にフライパンを出してひっくり返してみると、ホテルの客に出しても良いようなデザートができあがっていた。他に、「タルト・タタン協会」によると異説があり、ステファニーが砂糖で焦がしたリンゴタルトを間違ってひっくり返してしまったという。どちらにしろ、ステファニーはオーブンから温かいままかつてない一品を客に出し、新たな伝統菓子が誕生したのである。
タルト・タタンはホテル・タタンの看板菓子となり、作り方はソローニュ(フランス語版、英語版、ドイツ語版)地域に広まった。レストラン経営者ルイ・ヴォーダブル(フランス語版)が実際にソローニュへやってきてタルトを賞味し、めでたくタルト・タタンは彼の超高級フレンチレストラン『マキシム(フランス語版、スペイン語版、英語版)』の固定メニューに加えられ、そしてマキシムの名声とともに世界に広められた。
タルト・タタンは、形の整ったリンゴ菓子でなければならない。炒めたリンゴがピュレ状になってはならない。北アメリカでは、タルト・タタンは、アメリカン・スタイルのアップルパイに使われることのないゴールデン・デリシャス種のリンゴを使った物が典型的とされている。
また他に、セイヨウナシ、桃、パイナップルなどの果物、トマトやタマネギなどの野菜を用いて作られることがある。